爪に色やデザインをするネイルアートは色々なものがあります。指先にまで気を使っている人が増えた証拠ですよね。しかし、どんなに綺麗なネイルアートをしても爪が不健康な状態ではせっかくのネイルアートの魅力も半減してしまいます。たかが「爪」と思うかもしれませんが、爪にも色々なトラブルやケアの仕方があるのです。自分の爪をじーっと見てみましょう。爪を健康に保つことは実は身体全体を健康に保つことにも繋がっています。あなたの爪は健康ですか?

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爪とは?

人間だけではなく沢山の動物たちも持っている「爪」とはいったいなんでしょうか。爪は皮膚が変化したもので、牛やヤギの角・魚のうろこ・髪の毛とも同じものなのです。爪は皮膚の一部ですがなぜか先端方向へ一日に0.1mmずつ伸びていきます。髪の毛や角は皮膚から積み重なるように上方向へ伸びていくものですから、爪が上へ伸びないのはちょっと不思議です。そして爪にある程度まで長さが出てくると乾燥して白くなります。また、指先には力がかかることが多いのですが、指の一番先までは骨が入っていないため何も支えになるものがありません。本来なら力が入らない部分なのですが、硬い爪が皮膚を押さえてくれているのでしっかりと力を入れることが出来ます。また、爪が皮膚を押さえてくれていることでしっかりと歩くことができます。しかし、爪のケアや自分に合っていない靴を使い続けていると爪に負担がかかってしまい「巻爪」や「爪の水虫」などといった爪のトラブルを引き起こしてしまうこともあります。

爪の構造

爪の下には細かい毛細血管が沢山通っているためピンク色に見えます。爪の先端部分は白くなっているように見えると思いますが、この部分には血管や細胞と直接密着していない部分なのでピンク色に見える部分より水分が少なくなっています。爪が生えてきている不不の下には爪を作り出している「爪母(そうぼ)」というところがあります。ここで毎日少しずつ新しい爪が生まれています。爪母で生まれた新しい爪は「爪半月(そうはんげつ)」といい、爪の根元には白っぽくなっている半円のような部分のことで、通称「三日月」などとも呼ばれることがあります。産まれたばかりの「爪半月(そうはんげつ)」はまだ少しだけ軟らかく弱いため、上から一般的には「甘皮(あまかわ)」と呼ばれている「爪上皮(そうじょうひ)」が覆いかぶさるように守っています。また、「爪半月(そうはんげつ)」の大きさで爪や身体の健康状態を表している、などという節もありますが「爪半月(そうはんげつ)」の大きさは指を使う頻度に関係していて、最もよく動かしたり使う指の「爪半月(そうはんげつ)」は大きく見えます

爪の切り方のコツ

爪は本来まっすぐ直線的に伸びていく性質を持っているのですが、爪を切るときなどに爪の角の部分を切って爪を丸い形に整えていると、爪自体がまっすぐではなく広がって伸びてきてしまいます。これを整えるために爪の横や脇を切り落としているとさらに広がりやすくなって伸びていき、巻き爪などの原因にもなります。そう考えると、爪は丸く整えずに伸びてきた部分だけをカットするように手入れを行ったほうが良いといえます。

爪のトラブル

皮膚の一部分でもあり身体の先端の部分でもある爪は他の皮膚と同じように適度な水分を保っているとぷりぷりの良い爪になります。爪は手の先・足の先といった心臓からとても離れた場所にあるため爪に栄養や水分を送り届けるための血管は、一番細い毛細血管なので栄養が不足していたり水分が足りないなどの影響が現れやすい部分でもあります。手の指先や足先は色々なところに触れています。ですから爪と皮膚の間には数え切れないほどの細菌が付きやすい場所でもあるのですが、そういったものは日常的に私たちの周りに存在しているため特に危険なものではありません。しかし、爪の間には自分の皮膚やほこりなど細菌のエサになりやすいものも付きやすいのです。爪に水虫の白癬菌などが付着すると爪の中で繁殖して爪自体にトラブルを起こしてしまう、「爪水虫」「爪白癬(つめはくせん)」になる場合もあります。爪の水虫は爪の下にもぐりこんでしまうとなかなか治りにくい厄介なトラブルでもあります。そのほかにも爪に付いたものが身体のほかの部分を触ったときに付着してあちこちにばら撒いてしまうというのも困ります。風邪の予防などで言われる「うがい・手洗い」は正確に言うと「うがい・手洗い・爪洗い」をすることが大切だといえますよね。

爪と健康

「爪は身体の健康状態を表すバロメーター」だという言われ方をされますが、実際に爪にトラブルや変形があったから必ず身体のどこかに不調が見つかる、というわけではありません。爪は硬いので丈夫そうに見えますが実はとてもデリケートなため、身体自身に大きなトラブルがなくてもちょっとした環境の変化・温度差・爪にかかる負担などによってすぐに変形したりトラブルが現れます。しかし、反対に考えてみてください。爪に何かしらの変化が現れたということは、自分自身が乾燥した環境にいるとか、爪をぴかぴかに育てていけるだけの栄養バランスが取れた食事をしていない、などが現れているともいえますよね。爪の変形やトラブルが見つかってもほとんどの場合が、心配するほどではないトラブルです。それをきっかけに自分自身の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

巻き爪の原因と治療

爪が反り返ったり、巻き込んでしまっていたり、という爪が変形したことによるトラブルはいくつかあります。爪の変形や異常は、水分不足や爪ケアで間違った切り方をしている場合、靴が足先に負担をかけている場合などさまざまな原因があります。

巻き爪とは

爪が変形してしまい、指の肉に食い込んでいってしまうのが「巻き爪」と呼ばれる変形した爪のトラブルです。特に足の親指の爪が巻き込んでしまう「巻き爪」に悩まされている人が多く、皮膚に陥入してしまうと激しい痛みがあるため靴を履くことが困難になったり、歩くことさえままならない場合もあります。一般的に巻き爪は爪を切るときに間違った切り方をしていたり、深爪を繰り返しているうちに爪の周りの肉が盛り上がってきてしまう悪循環になることもあります。また、中には巻き爪で悩んでいる親の子供に同じような巻き爪が見られることもあるそうです。

巻き爪のタイプ

巻き爪には大きく分けて、爪の先端が丸く持ち上がった上体になって食い込んでいる「トランペット型巻き爪」爪の上にはさほどの湾曲は見られないのに両端のみ肉に食い込んでいる「テーブル型巻き爪」爪の片側だけが巻き込んだ形で肉にめり込んでいる「“の”の字型巻き爪」爪全体が湾曲して指に刺さっているような形の「ピンサー型巻き爪」といった4つのタイプの形があります。どれも痛みがひどい場合には生活に支障が出てしまうことがあるため、早めに病院で治療を受けたほうが良いでしょう。巻き爪の種類や度合いによって行われる治療方法も変わってきます。

巻き爪の治療方法

あまり痛みもなくさほど気にならない程度の巻き爪なら、コットンや爪やすりを使って自分で巻き爪を治していく治し方もありますが、ちょっと間違えると爪や指先に炎症を起こしてしまったり、巻き爪の症状が悪化してしまう場合がありますのでできるだけ軽度のうちに病院で治療を受けることをお勧めします。
ワイヤーを使った巻き爪の治療方法
巻きこんでしまっている爪の両側に小さな小さな穴を開けてワイヤーを通して両端をお互いに持ち上げさせるように固定します。巻き爪の症状の違いにもよりますが、ほとんどの場合数日から数週間で爪の変形が強制されてきます。
巻き爪の切除をする治療方法
ワイヤーで治療できない「まき爪」や症状がひどい場合には、手術で巻き爪が食い込んでしまっている部分を切除します。ワイヤーを使ったものより大掛かりな治療になりますので、完治するまでに時間がかかることとワイヤーを使った治療より身体への負担がかかってしまいますが、重度の巻き爪の場合歩けなくなってしまったり、他のトラブルにかかりやすくなってしまうことも考えられるため手術を受けることをお勧めします。

爪のお手入れ

様々なネイルアートで指先のおしゃれを楽しむときにも、付け爪で楽しむことも出来ますが、自分自身の爪が健康で美しい状態であったほうがネイルアートの魅力も十分に生かせるでしょう。ネイルアートを行わなくても、手入れの行き届いた爪や指先は様々な場面で好印象を与えます。最初に爪の切り方について少し説明しましたが、爪を丈夫で健康的に保つためには適度な水分を保つことと爪を造るための栄養素をきちんと摂取することが大切です。爪は主に淡白質で出来ています。たんぱく質が不足すると爪の変形として現れることもありますのでたんぱく質をたっぷりと含んだ食事を取るようにしましょう。また、細い毛細血管しか届かない指先には血液や老廃物が滞りやすくなります。爪の周辺を軽くマッサージして血行をよくするネイルケアも効果的です。このときに、ネイルケア用のオイルなどを使うと保湿効果もありますのでおすすめです。

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